脳腫瘍発見までに起きた発作は2回


アメリカで脳腫瘍が発見される前、念のために行った病院で
MRI検査を受けることになりました。

その 数日前、わたしには2回目の発作が起きていたんです。
すっかり忘れていましたが、あの日も相当身体が疲れていたと思います。

1回目の発作は友人が知らせてくれましたが、
この2回目は自宅だったので、主人が気づいて知らせてくれました。


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脳腫瘍の2回目の発作の様子

その日は朝からお買い物に出かけていました。
友人とのお買い物だったので、正直少し気を使いながらのお買い物です。

朝の10時から夜5時ごろまで、色々なお店を行ったりきたり、、、、

相当歩いたと思います。

友人は子供を連れてきていたので、
その子供と遊びながらのお買い物で、
慣れないわたしは非常に疲れて帰ってきました・・・。

結局、買ったものはTシャツ1枚とか、そんな感じ。

非常に疲れたのは、身体もそうですが、
楽しかったのですが、何も買えずに精神的にも結構疲れていました。

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頭痛と脳腫瘍のわたしわたし
※この時は自分が脳腫瘍の手術を受けることになるとは考えてもいなかった、わたし。

脳腫瘍持ち妻の夫主人(通称”かーくん”)
※この時は自分の妻が脳腫瘍持ちだとは思ってもいなかった、主人のかーくん。
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帰ってきて、夕食を食べ終わったころです。

頭痛と脳腫瘍のわたし
「かーくん、なんかすっごい頭痛がするんだけど・・・」

(主人は仕事を持ち帰って、一人部屋にこもってやっていました。
普段なら絶対邪魔しないんですが、この時は、頭痛が辛くなって、
ふらふらと主人の部屋に行ったのを思えています。)


脳腫瘍持ち妻の夫
「どうした?? 顔色悪いけど?」




頭痛と脳腫瘍のわたし
「うーん。。なんた疲れたのかなぁ・・・、頭が痛いの・・・」

(カーペットにひれ伏すような感じで、ぐったり・・・)


脳腫瘍持ち妻の夫
「ちょっと横になった方がいいんじゃない?」

(机に向かっていたかーくんはわたしのそばにきて言いました。)


頭痛と脳腫瘍のわたし
「うーん・・・、かーくん、、痛いよ。なんだろう、この痛み。」

(痛い、痛いと言いながら、主人に支えられながら、
主人の部屋からリビングを通って、ベットルームへ移動していました。)


頭痛と脳腫瘍のわたし
「うーん・・、なんでこんなに頭痛なんだろう。。」

(歩けなくなって、リビングの壁によたよた・・・っと
ちょうど主人の部屋からリブングを半分くらい歩いたところで
座り込んだ記憶があります。そして、その横に主人も座ってたような。)


脳腫瘍持ち妻の夫
「大丈夫?」

(なんだか、わたしの様子がおかしくなったようです。)
座り込んで、ボーッとした感じで、口を少し開けて「あー・・あ・ぁ・・」みたいな。


頭痛と脳腫瘍のわたし
「あぁーー・・あ・・・あぁーーーーあーーーー」

(この辺り、わたしは記憶がありません。)


脳腫瘍持ち妻の夫
「どうしたの?あめり?」

(肩とかを叩きながら、わたしに呼びかけていたようです。)

頭痛と脳腫瘍のわたし
「あぁーーーあーーー、あぁー・・・あ、あ、ああ」




脳腫瘍持ち妻の夫
「あめり?どうしたの?? おーい??大丈夫?」

(何度かわたしの名前を呼び続けたようです。これが数十秒だとか。)


頭痛と脳腫瘍のわたし
「あぁー・・あ・・あ・・・あ・ぁ・・・・・ーー」



脳腫瘍持ち妻の夫

「あめり????おーい!大丈夫?」




頭痛と脳腫瘍のわたし
「うん、なんか気分も悪いし・・・」

(急に普通に反応して、普通に戻ったようです。)


脳腫瘍持ち妻の夫
「今、ちょっと変だったよ?大丈夫?」

(この異変は数十秒で、当時これが脳腫瘍のサインだとは思ってません。
だから、ただちょっと変だった、と不思議に思っただけだったようです。)


頭痛と脳腫瘍のわたし
「うん、今日はちょっと早めに寝ようかな・・」

(変だった、と言われたけど、全体的にふらふらしていたので、
よく意味も理解していなかったです。)


脳腫瘍持ち妻の夫
「そうした方がいいよ。たぶんちょっと疲れたんじゃない?」




頭痛と脳腫瘍のわたし
「うん、、、」

(そう言いながら、リビングからゆっくりとベットルームへ移動しました。)


脳腫瘍持ち妻の夫
「ゆっくりした方がいいよ。」




頭痛と脳腫瘍のわたし
「それにしても、なんだろう・・・。頭痛なんてほとんどないのに。」



脳腫瘍持ち妻の夫

「そんなこと考えずに、今日は寝なさい。」




頭痛と脳腫瘍のわたし
「そうだね。おやすみ。」


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わたしが頭痛を経験したことがあるといえば、二日酔いの時くらい。
友人とワインを2人で3本あけた日の朝は、
さすがに二日酔いで頭がわれるかと思いました。
風邪を引いても、だいたい喉からくる風邪で、頭痛はほとんどなかったんです。

なので、頭が痛いって、なんでだろう?という、その時はそんな感じでした。




疲れがたまると脳腫瘍の発作は起きやすい

まさに、最初に起きた発作周辺日はスケジュールを入れすぎて、
自分でも「あぁ、今週が山場だなぁ」と思ったくらい疲れが溜まっていました。
初めての発作は2〜3分程度あり、その異変に気付いてくれた友人に感謝です。

でも、2回目の発作。これは、数十秒で主人も発作とは思っておらず、
「あれ?なんか様子が変??」っと思っているうちにすぐに治ったようです。

しかし、症状はほとんど同じです。

・焦点が定まらない感じでボーッとなる
・言葉を発そうとしているが言葉にならない「ああ・あ・・ああ」
・身体に力が入っていない感じ

これは小さな発作だったです。
そして、2回とも共通しているのが、
体力的・精神的に疲れたときに発作が起きているということです。

その疲れというのが、「あー疲れた!」というのではなくて、
「あ”ぁ・・もう疲れがピークだ・・・、ヘトヘト・・」というくらい。

これは、体力が無くなったところに、
さらに脳に負担がかかり過ぎて、発作が起こってしまったんでしょう。


わたしの脳腫瘍は少しづつ大きくなり、
脳の組織を破壊し、圧迫することで、
その一部の身体の働きに障害をもたらすものです。
そして、それは頭痛を引き起こすこともあるようです。
わたしの場合は、けいれん発作はありませんでしたが、
これが出る人もいるようで、その発作の種類は腫瘍ができた場所によるのです。



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精神的・肉体的にストレスと溜め込まない

精神的なストレスと身体への負担が大きくなると、
たぶん人間の脳はそれを処理しきれなくなってしまうのです。

でも、精神的なストレスも身体への負担も自分で意識すれば改善できます。

もし、疲れが脳腫瘍の発生やその発作と関係があるとわかっていれば、
たぶんいつも無理をしない生活をしていたはずです。

今まで「気力」で乗り切ることが多かったし、
色々なことを「せっかくなんだから!」と、
とことんやろうという気持ちが強い生活を繰り返してきました。

他人にも自分なりに気を遣って生きていました。

苦手かもしれない人がいて、その人に対して苦手だなぁと思うと、
「苦手だと思うから、そうなるんだから、苦手と思わなければいい。」と、
「ゆっくり付き合ってみなければ、苦手かどうかかわからない!」と、
すべての人に平等な気持ちで向き合えない自分を責めたりしていました。
・・・、だって、みんなと仲良くやりたかったから。。。


気遣いやちょっとした無理。
それくらいみんな当たり前にやってることだと思いますが、
もしそれをやりすぎることで人生が短くなる可能性があるなら、
そんなことやめればよかったと思うのです。

無理なんかしなくたって、十分毎日を楽しめるし、
他人に過度に気を遣ったりしなくたって、
普通にしていれば、他人との良好な関係は保てます。


一番大切なのは自分の脳を健康に保つこと。
脳だけに限らず、健康が第一です。


自分の身体が健康でなければ、「無理」どころか、
普通の生活すらできなくなります。

疲れがたまると脳腫瘍は発作を起こします。

脳腫瘍の中には、発作が一生起きず、発見もされないままのものもあります。

もし、わたしが無理のない生活を続けていれば、
あの発作は起こらなかったかも・・・。
一度起こった発作は、何度でも起こる可能性があるとお医者さんに言われました。
・・・ということは、一度起こってしまったから、もう遅いですよね。はぁ・・・。

おっと・・、この「はぁ・・」の気持ちがストレスの素(笑)

今は発作が起こったから、手術ができた!とプラスに考えています。

「もしも・・・」を考えても仕方がありません。過去よりも今が大事です。


疲れのない風景


脳の健康のために

自分で自分を疲れさせて、苦しめる。
そんなことしてはいけません。
自分に無理をさせてはいけません。

精神的にも、肉体的にも、「自分なら大丈夫」と過信せず、
たまには甘やかして、休ませてあげればよかったなぁと思います。

肉体的にはけっこう甘やかしていたけど、
そんな時は「あぁ、今日は自分は何にもしなかった・・・情けない・・」
と責めたりして。。。
これは肉体的には休んでいても、精神的に全然休ませてあげてない。。。
「別に悪いことをしていない、身体の休養」と考えれば、
精神的に甘やかせます。

自分を疲れさせないようにコントロールすること。
これが一番大切だと最近は思います。

脳腫瘍は手術で取り除いたにしても、
疲れと無理は脳にいいはずがない!!


主人は「無理はしちゃいかんよ」と言って、
術後のわたしに無理をさせないようにしてくれます。
主人の対応に本当に感謝しています。

でも、これが続きすぎると
今度は主人に負担がかかってしまうということ。

感謝しながらも、
自分でやるべきことはちゃんとやらなければいけません!
さぁ、今日は少し溜まった洗濯物を片付けようかなぁあ。