脳腫瘍発見のきっかけは些細な出来事
脳腫瘍発見のきっかけを書きたいと思います。
わたしは前から何か自覚症状があったわけではありません。
脳腫瘍というと、頭痛持ちだったとか、めまいとか、視野が歪むとか、、、
発見前に自覚症状がある方もいるようですが、わたしは健康そのもの。
それは本当に些細な出来事でした。
気を失ったという表現が正しいのかわかりませんが、ほんの2、3分の出来事だったようです。
・・・と言うか、実はわたしはまったく覚えていません。
わたしはいつものように学校のクラスメイトと一緒の昼休み明け、
先生を待っていた時にそれは起こりました。
症状があったその月は、予定をめいっぱい入れており、
身体的にも精神的にも疲れていた気がします。
なんとなく、その週の月曜日に「今週が山場だなぁ・・」なんて思って、
自分に喝を入れた記憶があります。
脳腫瘍がわたしをコントロール不能にした時
そう、それで。
疲れが溜まっていたし、その日の必須ではない授業を早退するつもりでした。
学校から家まで車の運転もあったし、翌日以降も色々やることがあったので・・。
<その日の出来事>
____________________
教室には数人のクラスメイトがいて、わたしも席に着いていました。
「もうすぐ授業が始まるね〜、先生が来たら事情を説明して帰るわ〜」
友人「そうだね、先生もうすぐくるはずだね」
わたし「今、何時?」(教室の時計を見た記憶はあります。)
友人「えぇっと・・・、時間ねぇ〜 」(なんとなく友人の声も聞こえたような・・・。)
友人「ねぇ?大丈夫?」(わたしの近くに近寄ってきてることを感じ、、わたしは大丈夫なのに、なんで大丈夫?とか聞いてくるのなぁー・・と、ふわっと思ったような・・・。)
・・・次の瞬間、一瞬瞬きをしたか、しないかの次の瞬間、同じ教室でわたしの前には2人のアメリカ人のガードマン?警察???
警察A「IDを出してください。わたしの言っていることがわかりますか?」
警察B「日本語はわかりませんよ。大丈夫ですか?」
友人が警察に対して「日本人は彼女しかいないよ。」
わたし「え? どうして学生証 ??? え? 警察・・・???」
( 心の中では「え? え??」という思いながらも、警察がIDの提示を求めてきているのだから、従うしかないよな。。。と思って、訳も分からず、自分のカバンをゴゾゴゾ)
友人が警察に対して「彼女は何も覚えてないのよ。」
わたしはIDを慌てて見つけ出して、渡しました。
警察A「IDは確認しました。何か起こったら、この学校では記録をとることになっています。」
わたし「何がおこったんですか?」
友人がわたしに対して「あなたは何も覚えてないのよ。」
警察A「それでは、失礼します。お大事にね。」(警察は教室を出て行きました。)
(椅子に座ったまま、友人が自分のペンケースを持って近寄ってきました。
友人「ねぇ、自分の名前、日本語でいいから書いてみて。」
そう言ってペンと紙を渡してきました。
わたし「え?名前?? 日本語で・・・??」
と言いながら、ローマ字で自分の名前を書きました。
友人「うーん、大丈夫そうだね。」
わたし「 ・・・??何??」
友人「わたしの手に力を入れてみて。」
わたし「え???」
ぐぅーっと力を入れました。
友人「力もあるみないだし、大丈夫そうだね。
状況が飲み込めないまま、わたしは普通にテキパキと筆記用具やIDを片付けました。
_______________________
・・・とこんな感じ。笑
ただただ、その状況に混乱していました。
警察がなんできたのかとか、どうしてみんなが心配そうにわたしをみているのかとか。
とにかく状況が飲み込めない、という感じでした。
わたしの意識はしっかりしていたし、身体も動くし、、、。
わたしはまったく何が起こったかわかっていなかったし、何が起こったか、というよりも、「え??みんなどうしたの?? 何??」って感じでした。
_________________
先生 「わたしも昔同じような状況になったことがあるから、気をつけて。できるだけ病院に行った方がいいわよ。」
友人「これから車で帰るんでしょう?絶対気をつけてね、家に着いたら連絡して。」
友人「少し休んでからにしたら?」
友人「家族に連絡してから帰った方がいいんじゃない?」
友人「病院行った時、色々としっかり健康状態を検査してもらった方がいいよ。」
_________________
周りのみんなも過剰なほどにわたしを気にしてくれたけど、なぜだろう??と思っていました。
なんて説明したら伝わるでしょうか、、、わたしが瞬きをした瞬間に、周りの状況が少し動いただけって感覚で、「わたしぼーっとしちゃってたかな?」っという感じて、よくありそうなことだし、全く大したことないだろう、と思っていました。
まさかこれが、その後に続く辛い生活の始まりになろうとはその頃のわたしは思ってもいませんでした・・・。
日常の、本当に日常の一瞬でした。
本当になんの変哲もない一日のほんの一瞬でした。。。
もしも一人の時にその症状が出ていたら、気づかず過ごしていたかもしれないし、
その後悪化していたかも、、、それか一生気づかず幸せに過ごせたかもしれません。
脳腫瘍にも種類はたくさんあって、脳にあってもずっと静かにし続けているものもあるようです。
でも、今はここで症状が出てよかったと思っています。
みんなが周りにいて、その一瞬の異変に気付いてもらえていたから、今があるだと思っています。
脳腫瘍発見のきっかけを書きたいと思います。
わたしは前から何か自覚症状があったわけではありません。
脳腫瘍というと、頭痛持ちだったとか、めまいとか、視野が歪むとか、、、
発見前に自覚症状がある方もいるようですが、わたしは健康そのもの。
それは本当に些細な出来事でした。
気を失ったという表現が正しいのかわかりませんが、ほんの2、3分の出来事だったようです。
・・・と言うか、実はわたしはまったく覚えていません。
わたしはいつものように学校のクラスメイトと一緒の昼休み明け、
先生を待っていた時にそれは起こりました。
症状があったその月は、予定をめいっぱい入れており、
身体的にも精神的にも疲れていた気がします。
なんとなく、その週の月曜日に「今週が山場だなぁ・・」なんて思って、
自分に喝を入れた記憶があります。
脳腫瘍がわたしをコントロール不能にした時
そう、それで。
疲れが溜まっていたし、その日の必須ではない授業を早退するつもりでした。
学校から家まで車の運転もあったし、翌日以降も色々やることがあったので・・。
<その日の出来事>
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教室には数人のクラスメイトがいて、わたしも席に着いていました。

友人「そうだね、先生もうすぐくるはずだね」
わたし「今、何時?」(教室の時計を見た記憶はあります。)
友人「えぇっと・・・、時間ねぇ〜 」(なんとなく友人の声も聞こえたような・・・。)
友人「ねぇ?大丈夫?」(わたしの近くに近寄ってきてることを感じ、、わたしは大丈夫なのに、なんで大丈夫?とか聞いてくるのなぁー・・と、ふわっと思ったような・・・。)
・・・次の瞬間、一瞬瞬きをしたか、しないかの次の瞬間、同じ教室でわたしの前には2人のアメリカ人のガードマン?警察???
警察A「IDを出してください。わたしの言っていることがわかりますか?」
警察B「日本語はわかりませんよ。大丈夫ですか?」
友人が警察に対して「日本人は彼女しかいないよ。」
わたし「え? どうして学生証 ??? え? 警察・・・???」
( 心の中では「え? え??」という思いながらも、警察がIDの提示を求めてきているのだから、従うしかないよな。。。と思って、訳も分からず、自分のカバンをゴゾゴゾ)
友人が警察に対して「彼女は何も覚えてないのよ。」
わたしはIDを慌てて見つけ出して、渡しました。
警察A「IDは確認しました。何か起こったら、この学校では記録をとることになっています。」
わたし「何がおこったんですか?」
友人がわたしに対して「あなたは何も覚えてないのよ。」
警察A「それでは、失礼します。お大事にね。」(警察は教室を出て行きました。)
(椅子に座ったまま、友人が自分のペンケースを持って近寄ってきました。
友人「ねぇ、自分の名前、日本語でいいから書いてみて。」
そう言ってペンと紙を渡してきました。
わたし「え?名前?? 日本語で・・・??」
と言いながら、ローマ字で自分の名前を書きました。
友人「うーん、大丈夫そうだね。」
わたし「 ・・・??何??」
友人「わたしの手に力を入れてみて。」
わたし「え???」
ぐぅーっと力を入れました。
友人「力もあるみないだし、大丈夫そうだね。
状況が飲み込めないまま、わたしは普通にテキパキと筆記用具やIDを片付けました。
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・・・とこんな感じ。笑
ただただ、その状況に混乱していました。
警察がなんできたのかとか、どうしてみんなが心配そうにわたしをみているのかとか。
とにかく状況が飲み込めない、という感じでした。
わたしの意識はしっかりしていたし、身体も動くし、、、。
わたしはまったく何が起こったかわかっていなかったし、何が起こったか、というよりも、「え??みんなどうしたの?? 何??」って感じでした。
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先生 「わたしも昔同じような状況になったことがあるから、気をつけて。できるだけ病院に行った方がいいわよ。」
友人「これから車で帰るんでしょう?絶対気をつけてね、家に着いたら連絡して。」
友人「少し休んでからにしたら?」
友人「家族に連絡してから帰った方がいいんじゃない?」
友人「病院行った時、色々としっかり健康状態を検査してもらった方がいいよ。」
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周りのみんなも過剰なほどにわたしを気にしてくれたけど、なぜだろう??と思っていました。
なんて説明したら伝わるでしょうか、、、わたしが瞬きをした瞬間に、周りの状況が少し動いただけって感覚で、「わたしぼーっとしちゃってたかな?」っという感じて、よくありそうなことだし、全く大したことないだろう、と思っていました。
まさかこれが、その後に続く辛い生活の始まりになろうとはその頃のわたしは思ってもいませんでした・・・。
日常の、本当に日常の一瞬でした。
本当になんの変哲もない一日のほんの一瞬でした。。。
もしも一人の時にその症状が出ていたら、気づかず過ごしていたかもしれないし、
その後悪化していたかも、、、それか一生気づかず幸せに過ごせたかもしれません。
脳腫瘍にも種類はたくさんあって、脳にあってもずっと静かにし続けているものもあるようです。
でも、今はここで症状が出てよかったと思っています。
みんなが周りにいて、その一瞬の異変に気付いてもらえていたから、今があるだと思っています。
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