脳の検査を受けることの意味

人生の中でMRIとかEEGとか、脳に関わる検査を受ける人がどれくらいいるんでしょうか。

わたしは病気の疑いがあると言われるまで、検診で脳を見てもらったことはありません。

脳の病気は主にご老人が患うアルツハイマーくらいしか知らなかったし、
脳梗塞も生活リズムを整えて、規則正しく生きていれば無縁のものだと思っていました。


今回は、「安心材料」のため、「念のため」の検査だと思っていました。
まさか、それで「脳腫瘍があります」なんて言われるとも思ってなかったです。


頭から離れない「てんかん」の文字


先生からは「てんかん」だろうと言われていたので、
それは、それで、少し不安でした・・・。

必死に、自分の中で「念のために受けるものだ、そう、念のためのものだ」って、
「緊急に治療が必要でないから大丈夫」と言い聞かせて落ち着かせていました。

でも、なぜかふとした瞬間に、
「わたしはてんかんなんだろうか・・・」と頭をよぎって、その都度不安定になります。

この時、1回目の診察で「車の運転もしないほうがいい」と言われていたので、
自由に出かけづらくなり、余計に精神的に不安定になっていきました。

実は、この時、わたしは足の関節にも痛みを感じていました。
なので、外にでて歩くのが億劫になり、車もできるだけやめたほうがいいと言われ、
もう引きこもり状態だったんです。

「なんでわたしは色々不調になるんだろう・・・」「なんで今??」
「せっかくアメリカにいるのに、なんでこのタイミングで?」

そして、思ったより1ヶ月が長く感じました・・・。




病名確定前から精神不安定・・・


健康は当たり前に毎日続いていくものだったので、
病気によって精神がにこんなにも大きく揺れるとは思いませんでした。


まだ、「疑い」と言われていた時点での、この感じ・・・
この先正式な病名が分かった時は、それはもう気が狂うようなつらい精神不安定状態だったことは言うまでもありません・・・。


支えてくれたくれた家族に感謝しかありません。
精神不安定になった病人の相手は、並大抵の精神力では務まらないでしょう。。。

だから、わたしもうつ状態になっている人を見かけたら、
「これは病気だから、その人自身の人格ではないんだ」と思うようにするつもりです。
そうすれば、優しく向き合えます。

これが「その人自身」だと考えると、「頭がおかしくなった」としか思えず、理解できないと思います。

正常な状態に戻った今は、あの時の自分が一体どれくらい家族を困らせて、
どれくらい傷つけたかを考えると、なぜそんなことができたんだろうと思います。

おおげさですが、人間は繊細なものです。
些細な変化がくると自分ではコントロールできなくなるんですね。。。

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